6月28日(日)、声優・アーティストとして活動する三森すずこさんによるソロライブイベント“Mimori Suzuko Live 2015 「Fun! Fun! Fantasic Funfair!」”が開催。自身の2ndアルバム『Fantasic Funfair』を提げて、舞浜アンフィシアターに集まった観客にむけてファンタスティックなライブパフォーマンスを披露した。
■パレードのようなライブパフォーマンスに大熱狂!
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続く楽曲「ときめいてDream」では、ステージの全体を縦横無尽に移動しながらバックダンサーと共に踊った三森さん。さらに、この楽曲中には金色の衣装に早着替えするというパフォーマンスも披露し、観客たちも大喜びだ。
そんな2曲が終わるとMCタイムとなり、三森さんは「みなさん! Fun! Fun! Fantasic Funfairへようこそ!」とあらためて挨拶。今回のライブテーマなどについて語ったほか、三森さん命名の「ぴょんぴょんウェーブ」を観客と一緒に行って、ライブを盛り上げていく。
なお、ここで語られたライブテーマは「Funfair(移動式遊園地)」という物で、この言葉どおり、今回のライブは“遊園地”を彷彿とさせるパフォーマンスや演出を数多く実施。
特に驚きだったのは、ほぼすべての楽曲で早着替えや衣装チェンジをするという演出で、少女のような姿や、お姫様のような姿に次々と変身して歌い、踊る三森さんの様は、まるでショーのようだった。
もちろん、舞台演出の面でも舞浜アンフィシアターの機材をフル活用した豪勢な演出が多数取り入れられており、回転床を使った物や、レーザービームによる光の演出はもちろん、「Heart Collection」ではプロジェクションマッピングを駆使した映像とダンスで、ダークな雰囲気を演出。
また、「Spinning Stars」ではワイヤーアクションで空に飛び、さらに純白のウェディングドレスのような姿で披露した「ハーモニア」では、無数の小さな光の球体が降り注ぐ中で曲を熱唱するなど驚きの演出のオンパレードである。
そんな本公演のトリとなった11曲目「Wonderland Love」では、落ちてきた光の球を指先で操りハートを作り、降り注ぐ紙吹雪の中で歌うという一幕もあり、三森さんはライブを通して“夢の遊園地”を彷彿とさせるような時間を作り上げた。
■6月28日といえば……!
その後のアンコールからは事前のアンケートで人気を集めた楽曲を中心に歌うこととなり、1曲目には「夢見る!信じる!未来叶えて!」を披露。その後のMCでは、観客との記念撮影タイムも設けられ、会場の全員で一緒になってうさみみポーズを決めるなど、楽しい時間を過ごしていく。
そして、三森さんが「次の曲へ突入しよう!」としたその瞬間に会場が暗転し、当日に誕生日を迎えた三森さんへのサプライズがスタート! 突如としてスクリーンにプロレスラーの矢野通さんと、オカダ・カズチカさんからの誕生日を祝うビデオメッセージが上映され、おふたりが大好きな三森さんは「えっ、えっ、えぇ~!?」と驚きと喜びでその場ヘタリと座り込む。
さらに、ビデオが終わると巨大なケーキが運びこまれ、BGMに合わせて観客たちも「ハッピバースデートゥーユー」を大合唱。これには三森さんも涙目になりながら「本当にありがとうございます! 最近はこのライブを成功させなきゃという思いでいっぱいだったので、誕生日のことを忘れていました……! 今年もやられたー! 去年に引き続き、みなさんにお祝いしてもらって、私は本当に素敵な人生を歩ませて頂いていると思います!」と感謝のメッセージ。その後にはケーキを一口食べて「あぁ~! 美味しい!」と感無量の様子で、観客たちも「おめでとー!」と三森さんの誕生日を祝福した。
会場が大きな感動で包まれたところで、いよいよライブはクライマックス! アンコール2曲目となる「みんなでイエー☆オーッ!!」では、みんなでタオル回したり、「イエーッ、オーッ!」というコールアンドレスポンスで会場がひとつに。そして、ライブのラストを飾ったのはアニメ『アウトブレイク・カンパニー』のオープニングテーマとしてもお馴染みの「ユニバーページ」。観客たちのコールも本日一番の熱気を帯びる中で三森さんは楽曲を熱唱し、2度目となるソロライブを締めくくった。
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