【ワシントン時事】国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は28日、声明を出し、決裂の瀬戸際にあるギリシャと、IMFや欧州連合(EU)など債権団との金融支援協議に失望を表明した。ただ、交渉は続ける意向を示した。
専務理事は「今後数日間が極めて重要だ」と述べ、必要な支援の用意があると強調。ギリシャ経済の安定には、金融支援とともに、構造改革や財政改革が必要と改めて訴えた。