SKE48の松村香織が、6月23日発売の写真週刊誌『FLASH』(光文社)で「キャバ嬢時代」の過去を報じられた。アイドルグループのメンバーの話題として、マイナスの印象で衝撃を与えそうだが、松村本人をはじめファンたちも冷静に受け止めており、奇妙なスクープ記事となってしまっている。
松村は24日深夜放送の『AKB48のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でこのことに言及。「松村的上半期事件簿」というコーナーの1位として、この記事について触れ、
「私なんかのために 何の需要もないの、絶対わかってるんですよ」
と自虐モード全開で、SKE48加入前に「キャバ嬢」として働いていたのは事実であることを認めた。松村によると、7年ほど前に“かりん”ちゃんという名前で頑張っていたという。
ネット上では、ネタにしながら事実を潔く認めた松村に対し好感をもつ声が多くあがったが、実は松村がキャバクラで働いていたという過去はファンの間では有名な話。また、そもそも握手券や選抜総選挙の投票権付きのCDを購入することで“推しメン”と触れ合うチャンスを得たり、特定のメンバーを応援する姿勢を表したりするAKB48グループのシステムは“キャバクラ営業”と似ている、という指摘は以前から多かった。
そのため、ツイッターには、
「松村香織はキャバ嬢だったとオタなら誰でも知ってるようなことが今更袋綴じになったのか、だいたい元キャバ嬢が何故マイナスイメージになるのかさっぱりわからん」
などという声があがるほど。ファンにとって“スクープ”というほどでもない…といった反応が多い。
ちなみにネット上では、この件は6月11日に発売された『週刊文春』(文藝春秋)が掲載したAKB48柏木由紀とNEWS手越祐也の“抱擁2ショット”に対する“火消し”という見方が大多数だ。
ちなみに松村は、「何の需要もない」といいつつも話題にはなってほしかったようで、Google+では、
「例の件があまり話題に
とこぼす始末。いずれにせよ、ファンにとってそれほど大きな「事件」ではなかったばかりか、むしろ違和感が残る“袋とじスクープ”になってしまったようだ。
※当記事は2015年06月29日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。