チェルシーからアーセナルへの移籍が29日に発表されたチェコ代表GKペトル・チェフが、同日に自身の公式ツイッターでチェルシーファンに向けたメッセージを公開している。
11年間チェルシーでプレーしたチェフは、「こんなことが起こるなんて全く思わなかった。でも、チェルシーに別れを告げる時が来たんだ」と始めると、「2004年から始まった信じられないような旅では、多くの山と少しの谷があった。イングランド国内の全タイトルを獲得したし、ヨーロッパリーグやチャンピオンズリーグだって制覇した。成し遂げてきたことを振り返ると、これ以上ないくらい誇らしい気持ちになるよ!!」と、思い出を振り返った。
一方、「昨年の夏に状況が変わって、もう正GKではいられないことを理解した。当時はまだ移籍するタイミングではないと思っていた。でも、限られたチャンスしか与えられない中で気持ちを休めたら、高いレベルのフットボールがどれだけ楽しかったか気づかされたんだ」と、移籍の理由を明かしている。
そして、「最も大切なことは、チェルシーファンへ感謝の気持ちだ。君たちのために全てを尽くしたし、君たちは愛情で返してくれた。絶対に忘れないよ。次に会う時、僕は反対側のゴールにいるだろう。ともに過ごした日々を忘れず、僕にとって新しい冒険の時が来たことを理解してほしい」と、ファンへの気持ちを綴った。
チェフは最後に、「チェルシーに関わる全員の幸せを願っている。この素晴らしい11年間をありがとう」と記し、メッセージを終えている。