恋人とうまくいっていない、曖昧な関係などに長らく悩んでいる女性はいませんか? 決断するまでは時間がかかるものの、一旦「別れる!」と決めると、潔く、後ろを振り返らずに前進できる女性が多いように感じます。ひとつの恋を終わらせようと決断しているのはどんな時なのか。独女通信ではアンケートを行い、調査しました。
■ 8割以上の女性が“キッパリ別れ”の経験あり!
Q: うまくいかない恋を、自分から決意して振り切った経験がありますか?
8割以上の女性が、自ら別れを決断した経験あり。恋愛において、女性は白黒はっきりさせたがる傾向が強い、というのは真実なのかもしれませんね。「はい」と答えた人に決意のキッカケについても尋ねたところ、以下のような結果となりました。
Q:別れる決意の“キッカケ”はどんなことでしたか?
■ 1位:結婚できないと分かったから
1位は、結婚できないと分かった(思った)から。「7年以上付き合って結婚の話が出なかった。その上、彼が会社を辞め、収入が無くなって結婚どころではなくなったから」「趣味が同じで楽しい彼でしたが、結婚する気がないと確信したので、別れました」「30代後半になって出産のタイムリミットもあるので、『その気がないなら別れてくれ』と言った」などのエピソードが寄せられました
別れた後、どうなったかと言えば、「別れた直後に出会った人と結婚して、幸せに暮らしています」「すべてにおいて居心地のいい彼と出逢い、電撃婚ができた」「別れた途端、飲み会やお見合いが続き、その時に知り合ったのが今の旦那です」など、皆さん見事に新しい相手をゲットしていました。「何かを手放さないと、新しい何かは手に入らないんだな〜と思いました」という実感のこもった意見もありましたが、同じような悩みがある女性は、ぜひ参考にしたいところですね!
中には、「将来、親と同居して欲しいと言われ、数日後に『マンションを買った、もう親たちは住んでいる』と言われた。話が違うと思い、別れました」という人も。相手の態度によって、やむを得ず別れの決断を迫られるケースもあるようです。
■ 2位:彼の性格を受け入れられなかったから
続いては、相手の性格問題。「猛プッシュされて付き合い始めたが、ものすごい束縛男だった。常に疑われる日々に疲れ、別れた」「私がものすごく忙しい時に、なんで一緒にいてくれないの?と言われ、やっていけないと思った」「久々のデートの態度が散々だった上、私を駅のホームに残し、そそくさと電車で帰っていった瞬間、別れを決意しました」「友達を大事にできない人だと気づいた時に」などなど。どの女性も後悔はないようで、「嫌な思いをしなくなり、良かった」「今はまともな男性と結婚して、とても幸せな日々です」「自分の時間が増えて、心にゆとりができました」など、別れてスッキリした印象でした。
中には、「彼氏がストーカー化した」「モラハラ気味の婚約者から暴力をふるわれたので」というちょっと深刻なケースや、「家族の職業や私の学歴をひがんできたので」なんてケースもありました。こちらも後悔はないようで、「私も焦っていて、大して好きではない相手の申し出を受けたのが良くなかったと反省した」「合う人にめぐり会えたので、特に固執する必要はなかったと思いました」とのこと。相手をよく見極めること、そして「この人は違う」と思ったら固執しないこと。この2点は幸せになるために重要なポイントのようです。
■ 3位:新しく好きな人ができたから/元彼が忘れられなかったから
3位は、「新しく好きな人ができたので」「元彼が忘れられなかったから」などの理由。「気になる人がいる状態でズルズル付き合うよりは、良かったと思っています」など、本心に従って潔く決意してよかった、といった意見が見られました。
「終わりは始まり」と言いますが、やはり辛くても別れを決意することが、その先の幸せを引き寄せることも少なくないようですね。情の移った相手と離れるのは難しいこともありますが、一度きりの人生、「この人といても先がない」と気づいたときには、潔く未来に進んでいける女性でありたいものですね。皆さんは、自らの意思で「別れ」を決断したことがありますか?(外山ゆひら)