【ニューヨーク時事】週明け29日のニューヨーク株式市場は、ギリシャの経済危機が深刻化したことを受けて大幅に反落し、優良株で構成するダウ工業株30種平均は一時、前週末終値比200ドル超売り込まれた。午前11時15分現在205.66ドル安の1万7741.02ドル。
ユーロ圏諸国が先週末、対ギリシャ金融支援の延長を拒否したことで、同国がデフォルト(債務不履行)に陥るとの懸念が高まった。これを受けて投資リスクを回避する動きが広がり、世界的に株安が進んだ。