東電が原発賠償金を国に9500億円追加要請、合計7兆円に
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東京電力は29日、原子力損害賠償・廃炉等支援機構に対しておよそ9500億円の資金援助の要請を行った。

これは福島第一原発事故で与えた被害に対応するもので、被害者への精神的損害や営業損害・風評被害に対する損害賠償の追加費用として3140億円、除染費用に充てるための資金として5230億円などと試算している。

東電が資金援助を求めるのは8回目で、今回の申請を加えると資金援助を受ける合計金額は7兆円近くにのぼる。

東京電力は「原子力事故の被害に遭われた方々の立場に寄り添った賠償を最後のお一人まで貫徹してまいります」とコメントを発表している。

〈写真：東京電力ホームページより〉