Apple Musicとの使い分けは一体…。
Apple Musicの開始を前にして、今後の立ち位置が微妙になるのではとちょっと心配されるiTunes Match。結局Apple Musicの一部として吸収されてしまうのか。それとも別サービスとしてそれぞれに料金を払わなければいけないのか。気になるところです。
このiTunes Matchには2万5千曲というアップロード上限があり、ヘビーユーザーにとってはこの上限が悩みの種でしたが、どうも9月に予定されているiOS9登場のタイミングに合わせ10万曲まで増えるようなんです。
というのも、Apple MusicやiTunes Matchといったサービスを統括するインターネットソフトウェア&サービス部門のトップであるエディー・キュー氏がTwitter上でユーザーの質問に答える形で直接10万曲になる旨を語ったのです。
@karlfranks @robmsimoes 25k for launch and working to get to 100k for iOS 9
— Eddy Cue (@cue) 2015, 6月 27
また、それと合わせて現在のiTunes MatchのサービスとApple Musicの基本機能の一部は同じであるとも直接語っており、今後iTunes MatchとApple Musicが吸収・統合される可能性も否定できなさそうです。
年額3,980円のiTunes Matchと月額1,000円前後と言われるApple Music。正直両方をわざわざ払う人は多くないでしょうし、統合した方がストリーミングサービス市場でのアップルのシェア向上にも繋がるのではないでしょうか。
ただ日本は昨年5月からサービスが開始しているので、今年分はもう更新しちゃっている人が多いかもしれません。まぁ、来年の更新は必要なくなるかもしれないといったところでしょうかね。
source: The Verge
(小山和之)