香港に本拠を構える『Mint Media』社は、29日付けのプレスリリースでレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの肖像権を6年間に渡り所有・管理することを発表した。レアルに関連するものは除外されているとのこと。
『Mint Media』社はピーター・リムが所有しており、同氏は昨年5月にバレンシアの株式の70%以上を取得したメリトン・ホールディングスの長を務めている。
リム氏は「ロナウドは偉大なサッカー選手というだけでなく、とても人気のある人間でもある。クリスティアーノ・ロナウドのブランドが成長し続けるであろうことを確信している」とコメント。また、C・ロナウドは公式Facebookに以下のようなメッセージを掲載した。
「よき友であるシンガポールのビジネスマン、ピーター・リムが所有する『Mint Media』との最新の契約について発表することができてとても興奮している。僕の肖像権を取得するためのものだ。これは僕と僕のマネージメントチームにとって、クリスティアーノ・ロナウドのブランドを次のレベルに引き上げるためのとても戦略的な動きとなる。特にアジアにおけるね」
ピーター・リム氏の資産は24億ドル(約2950億円)にもなるともされており、ロナウドの代理人でもあるジョルジュ・メンデス氏とも交友関係がある。そして、昨シーズンからバレンシアの監督を務めているヌーノ・エスピリト・サントはジョルジュ・メンデスの最初のクライアントだったことでも知られている。
(記事提供:Qoly)