バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、ナイジェリアの地でアルゼンチン人男性を救っていたことが明らかになった。29日付のアルゼンチン紙『Clarin』が報じている。
母国のスーパースターに助けられたのは、農業の研究をしている28歳のサンティアゴ・ロペス・メンデス氏。ナイジェリアを訪問中に武装グループによって誘拐されていた。メンデス氏がナイジェリアの公用語である英語を話すことができずにいると、同氏をアメリカ人だと勘違いしていた武装集団は徐々に攻撃的な姿勢をとっていたという。
しかし、同氏が自身の国籍を示すために「メッシ、メッシ、メッシ」と叫ぶと、雰囲気が一変。現在は無事解放された模様だ。
メンデス氏の兄はアルゼンチンでの取材に応え、「メッシへ感謝のメッセージを預かってるんだ。『彼の名前が私の命を救ってくれた』とね」と、コメントしている。