MVNOも戦国時代に突入か……?
本日、ソフトバンクモバイルは子会社の事業開始を発表しました。その名も「SBパートナーズ株式会社」。事業開始は7月1日から。SBパートナーズでは、さまざまなパートナー企業と協業し、MVNO事業の推進を行います。
これまでMVNOといえば、NTTドコモの回線の独占状態でした。しかしソフトバンクがそこに乗り込んでくることで、MVNO界が変わるかもしれません。
たとえば、古いソフトバンクのスマートフォンにソフトバンク回線を利用した格安SIMカードを挿せば、音声通話やデータ通信が行えるというわけ。しかも、MVNOの料金は通常のキャリアの料金よりも安いのがウリ。お古のスマートフォンを家族に使わせたり、セカンドマシンとして使うなんてことも、SIMロック解除なしでできるようになるかもしれません。
現時点では、SBパートナーズがMVNO事業者になるという予定はないそうで、あくまでもMVNO事業者にソフトバンクモバイルの回線やソリューションの提供業務を行う会社という位置づけです。
さあ、今年後半はMVNO界が熱くなるかもしれませんね。
(追記 2016.6.30 19:20)
記事公開時、タイトルに「子会社を設立」と表記していましたが、SBパートナーズは既存会社を名称変更した会社ということで、「MVNO事業開始」と変更いたしました。
source: ソフトバンクモバイル
(三浦一紀)