韓国LG化学は28日(現地時間)、「六角形」のスマートウォッチ用バッテリーを新たに開発したと発表しました。
このバッテリーでは、六角形状となったことで一般的な長方形バッテリーに比べて円形デザインのスマートウォッチへの組み込みが容易になりました。同社によると、従来の長方形バッテリーと比較してバッテリー容量が25%向上し、バッテリーライフも45%延長されることになるとのことです。
この六角形バッテリーを搭載した製品の登場時期などについては明言されませんでしたが、既に一部のパートナーに対して提供が開始されている見込みとも伝えられています。なお、このバッテリーの開発は「一流のテクノロジー企業」とのパートナーシップによることも明らかにされましたが、具体的な企業名については伏せられています。なお、The Korea Timesによると、少なくともアップル社ではない模様とのことです。
LG化学は、今後も「L字形」や「ドーナツ形」などの ”今までに存在していなかった形状のバッテリー” を市場に投入し、2018年までには小型バッテリー分野における最大サプライヤーとなることを目指す姿勢を明確に打ち出しています。
[The Korea Times via Phone Arena]