結果的に避けられたから進歩してる?
実験段階にある自動運転車2台が危うく衝突しそうになりました。6月23日にシリコンバレーにあるサンアントニオ通りで、デルファイ・オートモーティブ(以下デルファイ)のアウディQ5 SUVがレーン変更をしようとしたところ、グーグルのレクサスRX400hが割り込んで来たようです。
とっさにアウディがレーン変更を中止したため、2台は衝突を避けることができましたが、各社が先を争って開発を進めている自動運転車の安全性について議論を呼びそうです。
デルファイの自動運転車開発部門の責任者John Absmeier氏は、「Q5 SUVの自動運転機能は衝突を避けるための適切な行動を取った」とロイターにコメントしています。一方、グーグルはコメントを控えています。
両社の自動運転車は、これまでにも何度か事故を起こしています。よくあるパターンは交差点で急停車をすることで後ろの車に追突されるというもの。
今回の事故において、両社の自動運転機能に故障はなかったそう。適切に作動していたらしいので、精度がまだまだということなのかもしれませんね。
source: Reuters
(ギズモード編集部)