いつか、日本に上陸する日はくるのか…
もう誰にもその勢いは止められない、中国のスマートフォンメーカーのXiaomi。つい先日欧米向けに周辺機器の販売を開始したのに続き、とうとうブラジルでスマートフォン販売を行なうようです。
Xiaomiはこれまでもインドやシンガポールなどでスマートフォンを販売していたのですが、アジア地域以外ではブラジルが初となります。販売するのはエントリー向けモデルの「Redmi 2(紅米 2)」。Xiaomiが得意とするオンライン販売で、どこまで売り上げを伸ばせるのか注目です。
ブラジルは輸入家電製品の関税が高いことで知られています。例えばPlayStation 4は3,999レアル(約16万円)で販売されました。16万円って! 日本と比べると3~4倍高いですね。しかし、Xiaomiは現地でスマートフォンを生産することにより、低価格での販売を実現するそうなんです。いやー、なんというかこの企業はいつもいい意味でしたたかですね。
中国、インド、ブラジル、と次々と販路を広げるXiaomi。この巨大な波が日本に到達する日はいつか来るんでしょうか。
(塚本直樹)