大和ミュージアムで日米の戦艦「大和」「ミズーリ」をテーマに歴史を語り継ぐ特別展がスタート | ニコニコニュース

大和ミュージアムで日米の戦艦「大和」「ミズーリ」をテーマに歴史を語り継ぐ特別展がスタート
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日本海軍が呉工廠で建造した最初で最後の戦艦「大和」。そして、日本の降伏文書調印式が行われた“戦争が終わった場所”でもあるアメリカ海軍が最後の戦艦「ミズーリ」。

太平洋戦争(第二次世界大戦)において、実際に砲火を交えることはなかったものの、歴史に語り継がれるほどに象徴的な存在となっている2隻の巨大戦艦をテーマに、双方の視点から歴史を語り継ごうという企画展「日米最後の戦艦展 ~戦艦大和とミズーリ~」が、広島県呉市にある「大和ミュージアム」にて実施されます。

開催期間は2015年7月1日から2016年1月31日まで。入館料は大学生以上が800円、高校生500円、小中学生300円となっており、この特別展だけに入場できるチケットは大学生以上は400円、高校生300円、小中学生200円で販売されるそう。呉市在住/在学の高校生以下は入場無料。詳細は公式サイトをチェックしてみてください。

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■戦後70年を記念した特別な企画展

世界最大最強と言われた大和と、日本海軍の新型戦艦に対抗するため作られたというアイオワ級最後の戦艦ミズーリ。

両艦が終戦に向けてどのような役割を果たしたのかを、当時の資料を交えて振り返るそうなので、大和やミズーリ単体での歴史には詳しい人でも、周辺の歴史を俯瞰してみるには良い機会となりそうですね!

建造の背景や設計思想を比べてみたり、投入された技術の違いなども紹介されているようなので、純粋な艦船好きとしても見逃せません。

開催期間は約半年もある特設展ですので、訪れるタイミングを決めやすいのも嬉しいところ。展示を見るついでといってはなんですが、歴史ある街ですので名所巡りをしてみたり、海自カレーの食べ歩きなども楽しんでみてはいかがでしょう。