【ソウル共同】韓国政府のシンクタンク、統一研究院は1日に発刊した「北朝鮮人権白書」で、2000~14年に北朝鮮で公開処刑された人が1382人に上るとの推計を明らかにした。同研究院が08~14年に北朝鮮脱出住民(脱北者)に対し行った面接調査から把握したとしている。

 処刑の理由のうち、ここ数年は韓国ドラマなどの視聴や流布、麻薬密輸などが多いと指摘。15歳前後の5人に対する処刑(07年)や、妊婦を堕胎させた上で銃殺したケース(03年)もあったとしている。

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