Reutersは29日(現地時間)、韓国サムスンが、年内にも新たに数機種の「Tizen OS」搭載端末を発売する見込みであると報じています。
今回、Reutersが情報筋から入手した情報によると、今年の後半に数機種の新型Tizen OSスマートフォンが、サムスンから発売される見通しとのこと。具体的な時期や価格設定、および詳細なスペックなどについては言及されておらず、またサムスンはこの件についてのコメントを差し控えています。
なお、今年1月に ”世界初のTizen OS搭載スマホ” としてインドにて発売された「Samsung Z1」(過去記事)は、既に同国市場において100万台以上の販売を達成しているほか、バングラデシュ市場においても好調な売れ行きを記録していると伝えられています。
また、この新型端末の発売計画も、Tizen OS全体のエコシステム拡充を狙ったものであることが専門家筋からは有力視されており、いかに早くサードパーティ企業をTizen OSプラットフォームに ”誘致” できるかが、今後の明暗を大きく分けることとなりそうです。
[Reuters via Phone Arena]