1日、米ホワイトハウスで、米国とキューバの大使館再開について発表するオバマ大統領(ロイター=共同)
共同通信社

 【ワシントン共同】米国とキューバの両政府が、互いの首都で双方の大使館を再開することで合意した。オバマ米大統領が1日(日本時間2日)発表した。両国は1961年の断交から54年ぶりに国交を回復。62年のキューバ危機で激しく対立した両国の関係は歴史的な転換点を迎えた。

 オバマ氏はホワイトハウスで「歴史的な一歩だ」と強調。「これが変革の姿だ。より良い未来が待ち受けている」と述べた。米大使館再開に合わせ、ケリー国務長官をハバナに派遣する考えも表明した。

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