【ボン(ドイツ西部)時事】国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は2日、訪問先のイランの首都テヘランで、ロウハニ大統領と会談した。ウィーンでの欧米など6カ国とイランの核協議で焦点になっているIAEAによるイランでの査察についても議論したとみられる。
イランのメディアによると、天野氏はシャムハニ最高安全保障委員会事務局長とも会った。シャムハニ氏は「イランの平和的な核技術の進展と、違法で不当な制裁の無条件解除につながる提案なら何でも歓迎する」と強調した。