おしゃれな女子たちの気になる職業、ファッションデザイナー。自分がデザインした服がたくさんの人に着られるなんて、夢みたいですよね。実は、専門学校を出ていなくても、デザイナーになれるって知っていましたか?ニューヨークで活動中のファッションデザイナーAsuka Inoshitaさんにお話を聞いてみました。
Asukaさんがファッションデザイナーになったのは、なんと29才。絵が好きで日本の美術大学に入ったものの、徐々に美術をやる意味を見失っていったそうです。
そのころは、デザイナーになろうとは思っていなかったんだとか。
「大学生のころ、自分で服をリメイクしたりして、デザイナーってどうやってなるんだろうって考えたことはあります。でも、リサーチすらしなかった。調べてわかる情報なのかどうかもわからなかったから」(Asukaさん)
進路が決まらず、大学4年生を休学してNYへ留学をしてみることにしたAsukaさん。
「NYならやりがいを見つけられそう」と、美大卒業後にNYのアート系州立大学へ。グラフィックデザインを専攻しました。
州立大学を卒業し、一度はグラフィックデザイナーに。でも、友人の一言でファッションの道へ転身したそうです。
「グラフィックデザイナーとして就活をしていたら、友だちが『ファッションのグラフィックデザイナーになったら』って。その選択肢もありだなって思ったんです」(Asukaさん)
ファッションの専門学校を出たわけじゃないのに、ファッションデザイナーになれるなんて、おどろき。すでに大学生だとしても遅くはないってことですね。
「ファッションデザイナーを目指したいなら、いまからワードやエクセルだけじゃなく、フォトショップやイラストレーターを練習しておくといいですよ。
ファッションデザイナーとしてのやりがいについても聞いてみました。
「自分の作品が世に出てきたときは、うれしいですよ。ECサイトに買った人のコメントがついたりして。それが好評だったら、ものすごくうれしい。
ファッションデザイナーに憧れるみなさんへ、アドバイスをもらいました。
「ちっちゃくていいから、まずは手の届くことから行動してほしいです。