SF映画の必須アイテムが現実世界に。
みーんなが予想してることだと思いますが、未来ではテレビもスマホもホログラムで映像を映し出すようになるんじゃないでしょうか。すでにこの新開発された3Dディスプレイでは、目に見える霧を使って空中に物を映すことができるようになりました。未来に一歩近づきましたね。
スター・ウォーズに出てきたホログラムディスプレイのように、これも3Dのフルカラー&高解像度の映像が機械によって映し出され、複数の人がいろんな角度から同じタイミングで見ることが可能。もちろん特別なメガネやヘッドセットなどは必要ありません。さらに、リアル世界の物を使ってホログラムを操作することができるんです。例えば、指を使って空中に絵を描くこともできます。
開発者は香港城市大学のBin Chen氏、Yaozhun Huang氏、Miu-Ling Lam氏の三人。彼らによると、この画期的なシステムにはいくつか制限があるのだそうです。具体的には何かというと、このシステムを正常に作動させられるのは風のない室内だけだということ。風があると映像を映すキャンパスの役割をする霧の層が散ってしまうからなんだとか。ちなみに、システムの大きさ自体はそこまでコンパクトじゃないんですが、この技術はすでにモバイルデバイスへの適用が進められています。
みなさん、ついに来ましたよ。レイア姫がオビ=ワン・ケノービに助けを求めたあのシーンのように、私たちにもテレビ電話ならぬホログラム電話ができる日が!
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(SHIORI)