聞いているだけではもったいない。
AWA、LINE MUSIC、そしてApple Musicと、日本でも続々とスタートしている定額制音楽配信サービス。しかし、2007年から運営を開始し、今もっともクールな音楽配信サービスとも言われるのが、SoundCloudです。
ユーザー数3億人を超えると言われるSoundCloud。もちろん膨大な音源であふれていますが、大きな特徴のひとつとして、ポッドキャストが利用可能という点があります。
もちろん、聞くだけでなく自分で配信することも可能。今回は、SoundCloudでポッドキャストを始めるためのステップをご紹介します。とっても簡単ですよ。
マイク、そして録音機器。これだけです。そう、スマホだけでも事足りるんです。もちろん、高価な機器を使えばそれだけ音質も良くなりますが、はじめるだけならすぐにでもできちゃいます。
ご自身もポッドキャスターであり、ポッドキャストのプロ、Dan Benjaminさんのブログによると、音声編集ソフトはAudacityがオススメとのこと。
SoundCloudでは、無料ユーザーでも月に3時間分アップロードできます。もしこれでは足りないという場合、55ドル/年で毎月6時間、135ドル/年で無制限にアップロード可能になりますよ。
忘れちゃいけません。SoundCloudに登録しましょう。とはいえ、ここでも必要な情報はとっても少ないです。プロフィール名とポッドキャストの名前だけ。詳細は設定ページから可能です。
プロフィール画像は1400x1400以上を推奨。登録されたポッドキャストのURLは自動的にRSS配信されますから、お間違えのないようお気をつけ下さい。詳細はこちらもご参考に。
「Content」というタブでは、ポッドキャストのカテゴリや言語、RSSフィードのタイトルなどの設定が可能。例えばタイトルにメールアドレスを入れておき、リスナーからリクエストを募集するなんて使い方もできそうですね。
さて、準備はすべて整いました。あとはコンテンツを作り、Uploadボタンを押すだけです。配信されるポッドキャスト自体にもさまざまな詳細データを付与できますから、上手に活用してくださいね。
「Permissions」タブ以下で、ソーシャルメディアでのシェアの可否設定ができますので、お好みに応じて。アップロードの仕方でわからないことがあれば、こちらも参照してください。
コンテンツが無事アップロードできたら、「Content」タブにRSSフィードが表示されます。iTunesへの登録は、「Podcasts」からこのフィードを入力してください。
スマホだけでも簡単に配信できるようになったポッドキャスト。昔やってた人も、はじめての人も、是非お試しあれ!
David Nield - Gizmodo FIELD GUIDE[原文]
(渡邊徹則)