萩野公介、世界水泳出場を断念 右肘骨折と診断
水泳の世界選手権(24日開幕・カザニ=ロシア)に向けたフランス合宿中に負傷し緊急帰国していた競泳男子のエース、萩野公介(東洋大)が3日、東京都内で記者会見し、右肘骨折のため同選手権の出場を断念すると発表した。
練習場所への移動中に転倒して負傷したという萩野は2日に帰国。3日の精密検査で骨折と診断された。萩野は「調子が上がっていただけに残念。応援してくれる皆さんに非常に申し訳ない」と語った。
2012年ロンドン五輪の400メートル個人メドレーで銅メダルに輝いた萩野は、世界選手権で複数の金メダル獲得が期待されていた。