大ヒット漫画『DEATH NOTE』を原作とした日本テレビ系新ドラマ「デスノート」の第1話あらすじが6月30日、公式サイトで公開された。だが、主人公・夜神月がアイドルファンになっているといった大胆なアレンジに原作ファンから悲鳴が上がっている。
【大きい画像を見る】「「イチゴBERRY」のライブに行く以外は、学業とアルバイトに精を出す日々だ」とある(ドラマ「デスノート」公式サイトより)
「デスノート」は、名前を書かれた人間は死ぬというノートを手にしたダークヒーロー・夜神月と天才名探偵・Lの頭脳戦を描いたサスペンス。アニメ、実写映画、舞台と何度もメディアミックスされてきたが、7月5日より実写ドラマ版「デスノート」がスタートする。
なにかと賛否両論を招くアニメ・漫画の実写化だが、ドラマ「デスノート」も原作では天才という設定だった夜神が「どこにでもいるような大学生」とされたり、原作では少年だったキャラクター・ニアが「男とも女とも見分けがつかない謎の人物」とされるなどの変更があり、原作ファンの反発を招いている。
さらに6月30日に公開された第1話あらすじでは、夜神がヒロイン・弥海砂(佐野ひなこ)が所属するアイドルグループのファンという設定になっていることが判明。原作ファンがネット上で、「月がアイドルオタ……」「もう月じゃなくてもいいじゃん」「なぜ主人公の設定変える必要があったんだろう?」と嘆いている。また、原作では、弥が夜神の熱狂的な信者ということだったが、もともと夜神が弥のファンだったという風に変更されることで、ふたりの関係も原作と違った形のものになるのではないかと危惧されている。
ドラマ公式サイトでは、「原作の面白さはそのままに、“原作通りにはいかないストーリー展開”」をうたっているが、果たしてこういった原作ファンをドラマ「デスノート」は納得させることができるのか。第1話は5日午後10時~11時25分、日本テレビ系で放送。【ほかの画像を見る】ドラマ「デスノート」公式サイト