7月1日に放送されたバラエティ番組『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系列)にて、マツコ・デラックスが就活生の悩みに一喝するシーンがあり、話題を呼んでいる。
事の発端は、就活生から「不採用通知に書かれる『お祈りメール』と『サイレントお祈り制度』にイラッとする」という投稿だ。『お祈りメール』とは不採用通知に書かれる、「末筆ながら今後のご健闘をお祈り申し上げます」という一文の事を指し、『サイレントお祈り制度』とは、お祈りメールすら来ずに不採用が知らされることで、合格者だけ通知をして不合格者には通知しない、という意味のこと。
マツコはその悩みに全く共感ができないどころかむしろ呆れているようで、「それ、落ちたからカチンと来てるんでしょ?」と笑い飛ばし、「そりゃさ向こうはさ、『落ちたよ、このやろう、テメェ』って送るわけにはいかないじゃない。そんなの分かった上で我慢しなさいよ、ホントに!」と怒り、続けて「それが世の中ってものよ!」と一喝した。
夏目は笑いながらも、「何十社も受けていて、こういうメールばかりくるとどうしてもイラっときちゃうんですって・・・」とフォローするも、「じゃあ、どれが正解なの?『進んでいただくことができなくなりました』だけ?」と質問。すると有吉は、「それはそれで『腹立つ』って言うんだから・・・」と発言、マツコも「絶対そうよ。もうちょっと優しくしろって、絶対に言うって!」とまたまた一蹴した。
マツコは、「ちょっともう、考えすぎだよね。『残念でした』って言われてるのと一緒だって。もう流そう!」と最近の敏感すぎる風潮にも考えを示した。有吉も呆れ気味に、「お前ら、絵文字好きなんだから、もう絵文字にしてもらえよ」と発言、マツコも「でも、今にLINEとかになるんじゃない。LINEだったら一言だよ。『合格です』『不合格です』って。それはそれでカチンと来ない?それで我慢しとけって」と締めくくった。
ネット上では、「マツコ、就活生に至極まっとうな事を言っている」「就活性にとってはツライんだろうけど、最近はなんでも気にし過ぎだよね」「でもその内本当にLINEとかになりそう・・・」との声が上がっている。
■参照リンク