ダナ・キャラン(66歳)が、自身の名を冠したブランドのチーフデザイナーの座から退いた。
今年パブリック・スクールの2人組ダオ=イー・チョウとマックスウェル・オズボーンが同ブランドのクリエイティブ・ディレクターに就任した際に、ダナの引退がささやかれていたが、1985年に自身が創立したブランドの日常業務を終えることが今回確実になった。ダナは2001年にLVMHが同社を買収する前、1997年にダナ・キャラン・インターナショナルのCEOを辞任していたが、引き続き全てのコレクションを監修していた。
同ブランドはInstagramで「たくさんの話し合いとダナ・キャラン・インターナショナルとLVMHとの提携を経て、弊社の創立者ダナ・キャランが、ダナ・キャラン・インターナショナルのチーフデザイナーとしての日々の業務から退く決断をしました」と明らかにしている。
とはいえ、ダナは引き続き同社のアドバイザー役を務めることになるようで、さらに「1点もののジュエリー、手作りの皮製品、職人が手掛けた家具、インテリア用品、情熱のこもった品々を取り揃えた贅沢なレディースとメンズ向け独自のコレクション」を提供するアーバン・ゼン・カンパニーに集中する意向だという。
「ダナは引き続きアドバイザーとして弊社に従事し、2007年に創立したアーバン・ゼン・カンパニーに集中する意向です」