ようこそ、ドローンのための街へ。
ドローン実験のために作られた街があるそうな。その名も通称「リバティーシティー」。グランド・セフト・オートを思わせるネーミングですね。
ネタ元のMuckRockが、このドローンの街を取材しています。ここは、米国国土安全保障省が、ドローンに関する実験Robotic Aircraft for Public Safert(RAPS)プログラムを実施するための場所。2012年にドローン製造元にRAPSプログラムが発表されたものの、詳細はわかっていませんでした。今回、MuckRockのレポートで、その実体がほんのすこーし明らかに。
リバティーシティーがあるのは、オクラホマ州の軍トレーニングセンター。テストされているのは、Lockheed Martin、AeroVironment、Auroraという3メーカーのドローン。災害時や警察のパトロール、捜索やレスキューなどの様々な場面で、ドローンがどのような働きができるかが、各シナリオのもとテストされています。街にはテストのため建物や巨大コンテナなどが設置され、まさにドローンのための偽物の街です。
日本でも、ドローン研究のために特区を作るというアイディアがでてきています。お騒がせニュースが目立つドローンですが、研究が進めば緊急時の大きな助けとなる可能性もありますね。
source: MuckRock
Alissa Walker - Gizmodo US[原文]
(そうこ)