セレッソ大阪は2日、チームに所属するMF長谷川アーリアジャスールが5日付でリーガ・エスパニョーラ2部のサラゴサへ移籍すると発表した。
現在26歳の長谷川は、横浜F・マリノスの下部組織出身。2012年にFC東京へ移籍し、2014年からC大阪でプレーしている。
なお、現在サラゴサを率いているランコ・ポポヴィッチ監督は、FC東京とC大阪の監督として同選手を直接指導した経験を持つ。
長谷川はC大阪の公式サイトを通じて以下のコメントを発表している。
「突然の報告となりますがこの度、スペインのレアル・サラゴサに移籍する事になりました。セレッソでの1年半という期間で正直何も残すことができなかったことが本当に悔しいです。ただ、監督、スタッフ、チームメイトをはじめ、ファン、サポーター、セレッソに関わるすべての方々には本当に感謝しています。どんな時も応援してくださったり、苦しい時に仲間で励ましあったり色々な経験をさせていただきました。このタイミングでの移籍は本当に悩みましたが、小さい頃からの夢であった海外へのチャンスを頂いたので挑戦したいと思い決断しました。J1昇格という目標を一緒には達成できませんがスペインからずっと応援したいと思います。皆さん本当にありがとうございました」
4日に行われる2015明治安田生命J2リーグ第21節で、C大阪は大分トリニータと対戦する。この試合が、長谷川にとっての国内ラストマッチとなる。