パソコンでの作業効率化の第一歩といえば、ショートカットキー。みなさんはいくつ覚えていますか?
100個も1,000個も知っていれば、どれだけ作業が捗ることか…。なーんて思いを馳せつつも、キーボードの面を無限にカスタマイズできる時代になったら、いちいちショートカットキーを覚えなきゃいけない理由は一体どこにあるのでしょうか。
(う、そういえばなんでだったかな…?)
Sonderはキーボードの新たなコンセプト・デザインで、英数字の羅列にとどまらず、私たちが望むことを何でも割り当てて使えるキーボードの未来を垣間見せてくれています。しかも物理キーボードのボタンがスクリーンになっていまして、アイコン、他言語、ショートカットキーなど割り当てた内容が表示されるんですね〜。
すぐに中国語を学ぶ必要がある? PhotoshopやIllustrator用にブラッシュアップしたい? もしかして自分のコンピューターがPCゲーム専用機なら、QWERTY配列にこだわらず、よく使うコマンドを指先のボタンに割り当てるほうが格段に便利ですよね。
そんな無限の可能性を示唆してくれるキーボードに夢も広がりまくりですが、この製品はまだコンセプトレベルなので実際に動くのを見たわけではないんです。Sonderは今年後半にKickstarterで資金を募ると発表していますが、それもまだ始まったわけではなく、大きな資金が得られるかどうかもなかなか判断しづらいところ。
ですが、「Sonderへの信頼をこめてクラウドファンディングに参加したい」という方は、199ドル(約2.4万円)でこのキーボードをプレオーダーできます。もし「キーボード・ショートカットの暗記」が電話番号と同じ未来をたどることになれば、そのときこのキーボードを使っている人は新世界を最初に体験する一人になりそうですね。
Maddie Stone - Gizmodo US[原文]
(Rumi)