「フランダースの犬」、「あらいぐまラスカル」など「世界名作劇場」シリーズで知られる日本アニメーションの40周年記念作品「シンドバッド 空飛ぶ姫と秘密の島」が7月4日、全国のイオンシネマで公開。村中知、田辺桃子、永澤菜教の主要声優陣が東京・板橋で舞台挨拶を行った。
「アラビアンナイト」を原案にした3部作の第1弾。主人公シンドバッド役の村中知は、「純粋で裏表がなく、欲求に忠実でダメなものはダメと言えるキャラクター。親近感を持ってもらえると思うので、一緒に冒険を楽しんで」と呼びかけた。
シンドバッドと冒険を共にするヒロイン・サナ役の田辺は声優初挑戦で、「複雑な気持ちを持った女の子で、アフレコ当日からプレッシャーがあった。今まで自分の声をこんなに向き合ったことはなかった」と感慨深げ。アフレコは声優全員がひとつのブースに入って行われ、「私だけ何回もテークを重ねてしまって、ご迷惑をおかけしました」と申し訳なさそうに話した。
その姿を優しいまな差しで見つめていた永澤は、「かわいい。船の乗り方を教えるのが私の役目だから。今の私はお母さんのような状態でいます」と映画の内容に絡めてフォロー。気を取り直した田辺も、「新鮮で刺激も受けたので、私の違うイメージを持ってもらえたら」とアピールしていた。