史上最も不遇な扱いを受けたガンダム「ヘビーガンダム」がマスターグレードで念願のキット化 | ニコニコニュース

史上最も不遇な扱いを受けたガンダム「ヘビーガンダム」がマスターグレードで念願のキット化
カルラボ -CultureLAB.-

「MSV」シリーズから、直接重装甲型のアーマーが特徴的なモビルスーツ「FA-78-2 ヘビーガンダム」のキット化が、ついに発表されました!

1/100スケールのマスターグレード(MG)シリーズとなっており、価格は4,860円(税込み・送料別)。2015年9月に発売される予定で、さっそくプレミアムバンダイにて予約受付がスタートしています。

「MG 1/100 パーフェクトガンダム」をベースとしていますが、外装の5割以上が完全新規パーツになっており、本体に直付されているビームキャノンやゴーグルタイプのカメラアイもしっかりと再現されています。

そして、最大の特徴でもあるガトリングガンと大型弾倉、そしてミサイルランチャーを複合したロマン武器「フレームランチャー」も、全長17cmというビッグサイズで新規立体化です!

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■登場から30年以上の時を経て、ついに初のキット化!

最近は、ガンダム漫画「機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」に登場して、めざましい活躍で魅せてくれた「ヘビーガンダム」ですが、元はアニメ「機動戦士ガンダム」の放映終了後に展開されたバリエーション機体企画「MSV」の続編企画として、コミックボンボンなどで展開された「MS-X」の目玉機体としてデザインされており、本来ならすでにプラモデルとして商品化されているはずだった機体。

ですが、「機動戦士Zガンダム」の放送決定とともに企画は勢いを失い、打ち切りとも言える状態で展開を終え、それから今日まで30年以上に渡ってキット化されることのなかったガンダム。

これまでにBB戦士シリーズで「ヘビーガンダム」をモチーフにデザインされた「武者激闘頑駄無」が登場しただけで、完成品トイでは「GUNDAM FIX FIGURATION(GFF)」の第15弾ラインアップとしてリリースされたのみ。ガンダムのバリエーション機体としてはびっくりするほど目立った展開のなかった機体ですが、ついに!ついに……ガンプラ化ですよ!

少し前に発表された「MG 1/100 ジム・キャノン」も30数年越しに悲願のガンプラ化を果たしましたが、「MS-X」でのライバル機体「アクトザク」のMG展開などにも期待したいですね。