古舘春一原作によるアニメ映画「劇場版総集編 前編 ハイキュー!! 終わりと始まり」の初日舞台挨拶が7月3日に行われ、日向翔陽役の村瀬歩、影山飛雄役の石川界人、黒尾鉄朗役の中村悠一が登壇した。
全25話のTVシリーズを前編と後編に分割し、一部新規カットを追加して上映される映画「ハイキュー!!」。満員の会場を見渡し村瀬は「『ハイキュー!!』を愛してくれる方が多くいるんだなって思うとうれしいです」と感謝の言葉を口にする。劇場版やセカンドシーズンが控えていたため、第1期終了後もアニメが終わった気がしなかったという石川は「『ハイキュー!!』という作品はまだまだこれから。止まりたくないです」と力強く宣言した。
以前から「ハイキュー!!」の作画の丁寧さに注目していたという中村は「劇場での観賞にも耐えうるクオリティですね」とコメントしながら、「ちなみに僕の新録は一切ございませんので、(劇場版での)収録の思い出はないです(笑)」とこぼす。また人見知りのため、アニメ第1期のアフレコスタート時には、村瀬とうまく話すことができなかったと石川が振り返ると、村瀬も「だんだんと関係性が作れてきたところは、日向と影山に似ているかもしれないですね」と語った。
舞台挨拶の最後には、劇中に登場する孤爪研磨をモチーフにした研磨ネコも登場。客席から「かわいいー!」との声を浴びながら、キャスト陣とともにフォトセッションを行いイベントは幕を閉じた。
「ハイキュー!! 終わりと始まり」は本日から7月16日までの2週間限定で公開。来場者特典として、オリジナル缶バッジ1個と、「ハイキュー!!」を題材にしたカードゲーム「バボカ!!」の限定カード1枚のセットがプレゼントされる。なお後編にあたる「ハイキュー!! 勝者と敗者」は、9月18日に同じく2週間限定でロードショー。