東部はウクライナ残留を ロシア安保会議書記
【モスクワ共同】ロシア安全保障会議のパトルシェフ書記は4日までに、親ロシア派組織が一部を支配するウクライナ東部のドネツク、ルガンスク両州について「われわれはウクライナにとどまるべきだと考えている」と述べた。プーチン大統領が主催した安保会議後に語った。タス通信が伝えた。パトルシェフ氏は大統領の側近。
ウクライナ東部では、昨年武装蜂起した親ロシア派組織がウクライナ政府軍と交戦している。
パトルシェフ氏は、昨年2月の親欧米派によるウクライナ政変は米国が主導したクーデターとの見方を繰り返し、独立を求めた親ロ派の武装蜂起はこれに対抗するため起きたとの認識を強調。