7月2日よりフランス・パリで開催中のJapan Expoに、「神田祭×ラブライブ!」コラボブースが出展。ブースには、東京・千代田区の神社、神田明神の神職も登場し、会場に集まったフランス人たちから注目を集めている。
遷座400年目の神田祭と、人気アニメ『ラブライブ!』とのコラボは、日本でもアニメの舞台となっている秋葉原を中心に大人気。お守りやキーホルダー等のコラボ商品も販売している。今回は、日本の魅力を伝え、海外の人たちに神田明神に足を運んでもらうきっかけを作るため、日本文化やポップカルチャーの情熱的ファンが集まる「Japan Expo」に出展を決めたという。
江戸の総鎮守として知られる神田明神で行われる「神田祭」は、京都の祇園祭、大阪の天神祭とともに日本三大祭のひとつに数えられる。『ラブライブ!』の作中には神田明神がたびたび登場し、登場人物の一人は神社の巫女(みこ)という設定であるため、ファンの間では「聖地」となっている。
ブースには、日本から来た本物の神職と一緒に写真撮影ができるフォトスポットが用意され、参加したフランス人は皆、笑顔で撮影を楽しんだ。神職は、「フランスの人にコスプレイヤーに間違えられました(笑)。アニメ好きや若い人たちに、日本の歴史を知っていただくきっかけになれば」と意気込んでいた。