アフリカチームとして初めて2015年ツール・ド・フランスに出場するMTNクベカは、ツール期間中に南アフリカの子どもたちに通学用自転車5000台を贈るキャンペーンにも取り組んでいく。
クベカは、南アフリカのングニ民族の言葉で「進歩する」「前進する」などの意味を持つ。さらに、国際NPO団体「ワールドバイシクルリリーフ」の南アフリカでのプログラムの名称でもある。
そして2015年、MTNクベカは「自転車は人生を変える」とのスローガンをもとに5000人の子どもたちに自転車を贈る#BicyclesChangeLives キャンペーンを展開し、ファンから公式サイトを通じて寄付を募っている。
今年のツールに5人のアフリカ人選手を擁するチームで初挑戦するMTNクベカは、選手たちの活躍を通じて、このキャンペーンを促進することを目指している。
チームのブライアン・スミスGMは「ツール期間中、我々は南アフリカで毎日6km以上歩いて学校に通う子どもたちのために5000台の自転車の基金を募ることに集中する。ステージ優勝や各賞ジャージ獲得などの目標を狙うことで、#BicyclesChangeLivesキャンペーンの認知度を上げ、支援を募ることを願っているんだ」とキャンペーンの意義について語っている。【ほかの画像を見る】MTNクベカ