利用客の男の子に抱かれる埼玉高速鉄道・浦和美園駅の新駅長「ラビたま」=6月29日、さいたま市緑区
共同通信社

 地域から愛される鉄道を目指し、イエウサギの「ラビたま」(雌・1歳)が埼玉高速鉄道の浦和美園駅(さいたま市緑区)で新駅長に就任した。改札前で、利用客の行き来をかわいらしく見守る様子が評判を呼んでいる。

 こま犬の代わりにウサギの石像が置かれている市内の調神社にもちなみ、同鉄道から6月7日付で駅長に任命された。埼玉県こども動物自然公園の出身で、沿線の幼稚園などで名前を公募した結果、ラビットとさいたまを合わせた「ラビたま」に決まった。

 埼玉高速鉄道では、ラビたま駅長の名刺代わりにシールを作り、駅を訪れた子どもらに配布している。