【モデルプレス】アーティストの浜崎あゆみが5日、横浜アリーナにて全国アリーナツアー「“ayumi hamasaki ARENA TOUR 2015 A Cirque de Minuit ~真夜中のサーカス~” The FINAL」ファイナル公演を迎えた。
【さらに写真を見る】赤のチュールドレス、白の女神風スタイル…ほかの衣装を着こなしている浜崎あゆみ サーカスをイメージしたステージセットも
終盤のMCで浜崎は「この真夜中のサーカスを去年の秋に作り、カウントダウンで初披露して、それから今日まで25公演やってきました」としみじみ振り返り、「こんなにたくさんたくさん皆さんに愛していただいて、そしてみんなと作り上げてこれて嬉しいです」と感激した様子を見せながらも、笑顔で感謝の気持ちを伝えた。
◆サーカス団のようなパフォーマンス
サーカスというテーマにちなみ、この日のオープンニングではダンサーがサーカス団に扮してパフォーマンスしている中、ピンクのフラワービッグドレスを身にまとった浜崎がステージ中央より登場。大歓声を浴びながら、1曲目「Duty」を披露。一気に会場の熱気を上げた。
「GAME」では、ゴールドビジューワンピースでフライング。サーカスをイメージした1人ダンスやダンサーとペアで息ぴったりの空中パフォーマンスを披露。さらに、「1 LOVE」ではLEDや映像を駆使したダンスでファンを圧倒させた。
◆ayuが伝えたいメッセージ
「HAPPY ENDING」では赤のチュールドレスで月の形をしたブランコに乗り、空中で歌唱。続けて「Secret」でしっとりとした雰囲気を作り、浜崎が泣き崩れる演出でファンを一瞬で魅了した。
白のショーガール風ワンピース姿で登場した浜崎は「Anything for You」をダンサーがきらびやかな真っ赤なハートのオブジェを持ちパフォーマンスしている中、熱唱。続けて「forgiveness」では、歌唱後「時代は変わるけれど変わらないものがここには一つある ayu」というメッセージをバックに映し、想いを伝えた。しんみりとした雰囲気から一変、次の「progress」では「行くぜファイナルー」と叫び、笑顔で手を振りながら披露した。
◆見どころの巨大な象
「immature」では、同ツアーの見どころでもある全長4.7m、高さ2.4mのサーカスをイメージした巨大な象のオブジェに乗り登場。会場をヒートアップさせたまま「evolution」では、ファンと一体となったパフォーマンス。本編ラストでは、サーカスの団長のようなフラワービッグドレス衣装で「Mirrorcle World」を歌い、幕を閉じた。
◆涙のアンコール
“あゆコール”が響き渡る中、アンコール1曲目では隣にいる大きなテディベアと手をつなぎながら「teddy bear」を披露。さらに、宇多田ヒカルのカバー曲「Movin' on without you」や夏の曲満載のメドレーなどを歌唱。アンコールラスト曲「Who…」では、涙を浮かべながらも最後までしっかりと歌った。
Wアンコール「MY ALL」では、ファンと一緒にダンスをし、惜しまれながらも幕を閉じた。
◆「TAツアー」を行うことをサプライズ発表
またこの日は、9~11月に「TAツアー」を行うことをサプライズ発表。同ツアーは2003年にファンクラブ「Team Ayu」の会員限定で行った以来のシークレットライブツアーとなる。浜崎は「全く違った楽しさがあるので、楽しみにしていてください」とファンにメッセージを送った。
◆「“ayumi hamasaki ARENA TOUR 2015 A Cirque de Minuit ~真夜中のサーカス~”」とは
4月11日のさいたまスーパーアリーナを皮切りに10都市22公演で17万3千人を動員した同ツアーは、昨年末に開催されたカウントダウンライブ「“ayumi hamasaki COUNTDOWN LIVE 2014-2015 A Cirque de Minuit ~真夜中のサーカス~”」の流れを継承したツアー内容。過去のツアー史上最多となる楽曲数、全11体の衣装、トータル3時間40分に及ぶ最大ボリュームのエンタテイメントショーを繰り広げた。
最終日のこの日は、1万1千人に見守られながら7月1日に配信スタートした最新曲「Step by step」や「A Song for ××」など新旧のヒット曲を網羅した全34曲(アンコールを含む)を披露。さらに、自身史上最長の3時間45分におよぶライブとなった。(modelpress編集部)
<セットリスト>
1.Duty
アンコール
Wアンコール