ヒントは自然界に。
雨が降るとパタッと閉じて晴れるとまた開く、まるで生きているような建築素材をRoyal Collge of Artの学生が発明しました。作成したChao Chenさんによると公園を歩いている時に松ぼっくりを見てひらめき、そのまま家に持ち帰って調べたそうです。
雨が降ると内側の色が見える外装
松ぼっくりを実際に切って調べてみると二つの層からなっており、水で外側の層が伸びることで全体として縮むことが判明。それをラミネート素材に応用して今回の発明につながったそうです。
湿気が多いと曲がって裏面が見えるセンサー
その後は応用して「雨の日に内側が見える外装」や、表と裏に違う色を張ることで「土の湿気を感じるセンサー」を作ったりしています。電力を使わずに気候に合わせて動くこの素材、今後もいろいろなところに応用されるといいですね。
source: Co.Design
(ケンタロー)