俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー(67)が、1年7カ月ぶり16回目の来日を果たし、本日5日、都内で行われた主演映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(7月10日公開)の来日記念 合同取材に出席した。
本作は、全世界累計興行収入約1,680億円以上、日本でも累計興行収入220億円を超える記録を打ち立てた『ターミネーター』シリーズの5作目となる最新作。このたび、T-800ターミネーター役のシュワルツェネッガーと、ヒロインのサラ・コナーを演じたエミリア・クラーク(28)が本作を引っさげ来日した。
2013年の『大脱出』以来1年7カ月ぶり、『ターミネーター』シリーズとしては2003年の『ターミネーター3』以来12年ぶりに来日したシュワルツェネッガーは、「日本に戻って来れてうれしい」と笑顔。「最初は1970年代初期にボディービルのコンペティションで来日。その後、映画の仕事で訪れ、カリフォルニア知事の時は、ビジネス界や貿易の方と関わった。日本に来るたびに、私の仕事は成功に終わっている」と過去の来日を振り返り、「I love JAPAN!」と日本愛を爆発させた。
そして、「第1作の時、すばらしいアクション映画になるという予感があった。実際に世界中で受け入れられ、"マシーンVS人間"という究極のテーマも好評だった」と過去のシリーズの成功を振り返り、「そういう成功の歴史を背負って今、5作目でここにいる。このシリーズに4本関わるというラッキーな運命に感謝している」と喜びを表現した。
また、本作での新旧T-800の対決について「今と昔の自分が戦うというのは素晴らしいアイデア」とコメント。「撮影は大変で4日もかかり、若いスタントマンが相手になって戦った」と撮影の裏を話し、「完成した映像を見た時は驚いた。信憑性の高い映像ができていた」と映像技術を絶賛した。さらに、「アクションだけでなく人間味が加わり、感情に訴えるものになっている」と本作の魅力をアピールした。
肉体作りについても「毎日トレーニングは欠かさない」と話し、今回の来日でも「朝5時半に起きて、ホテルのジムで1時半トレーニングした」と説明。本作では、84年時の肉体に近づけるため体重を10ポンド(4.5kg)増やすよう監督から指示があり、「撮影が始まると、ウェイトリフティングの重さも時間も2倍にして、過酷なトレーニングをした」ということも明かした。
シュワルツェネッガーとエミリア・クラークは、7月6日に東京・六本木ヒルズアリーナで開催されるジャパン・プレミアに登壇する。
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