セグウェイよりずっと現実的。
ドイツの巨大自動車メーカー「フォルクスワーゲン」。同社が2016年の発売を目指してセグウェイ風の3輪スクーターを作っているとの情報が舞い込んできました。
同社のCEOマルティン・ヴィンターコーン氏がドイツのBild紙のインタービュー内で明かしたとのことなので信憑性はかなり高そうな情報です。
その3輪スクーターは車で目的地の駐車場まで移動し、駐車場から最終目的地までの移動を行う「ラストマイル・サーファー」の役割のために開発されています。このワーゲン製3輪スクーターの驚くべき点は価格が1000ユーロ(約135,000円)以下を目指していることです。
セグウェイの国内価格が925,000円〜ですからお値段的には約1/7。これなら夏のボーナスで奮発すれば買えちゃうようなお値段。というのも、このワーゲン製3輪スクーターはセグウェイと違い、みるからにシンプルな構造。47kgのセグウェイと比べると約11kgととても軽量で、折りたたんで車に積んで運ぶことを前提としているのがわかりますね。
少しぐらい歩こうよとも思いますが、日本と違い国土の広い場所ではきっと需要があるのでしょう。なんとなくですが、シリコンバレーのテック系企業各社の広い社屋を、これがたくさん走り回っているのが目に浮かぶような気がしませんか。
source: The Verge
(小山和之)