車が阪急線1・3キロ走行 高齢男性「道間違えた」
8日午後10時20分ごろ、大阪市淀川区の阪急京都線南方駅近くの踏切で、乗用車が線路内に入った。線路上を京都方面に1駅分、約1・3キロ走行し、別の踏切から道路に戻った。運転していた高齢の男性は「道を間違えた」と話している。けが人はいなかった。
阪急電鉄によると、京都線は営業運転中で、反対方面の電車の運転士が車を目撃。「車とすれ違った」などの無線連絡が次々入ったという。接触はしなかった。車は約6分後、南方駅の隣の崇禅寺駅近くの踏切から道路に戻った。京都線は線路内の安全確認のため一時運転を見合わせ、約10分後に再開した。