このスピード感がiOS。
アップルが自信を持って送り出したApple Musicとともに、配布がスタートしたiOS 8.4。iOSではおなじみの現象ですが、Mixpanelの調べによるとやはりこのiOS 8.4も配布から約1週間で一気にシェアを40%にまで上げてきました。
上のグラフが7月8日時点のOSバージョン別シェア。なんと、もう最新バージョンのiOS 8.4がシェアNo.1になっていますね。膨大な端末ラインナップやキャリアによるカスタマイズが足かせになるAndroid OSではなかなか実現し得ない数字です。
この高いシェアの原因の一つには、やっぱりApple Musicを試してみたいユーザーが多かったことも確かでしょう。現時点ではラインナップの充実度にばらつきはあるものの、OSをアップデートしただけで無料トライアルが開始し、ユーザーの好みも分析してくれるApple Musicはついつい聞いてしまいます。
ちなみに公式発表ではiOS 8.4のシェアは84%に達しています。これも、ハードからOSまで自社で手がけるiPhoneの強みでしょう。この調子なら、秋に登場するiOS 9もまたたく間に普及しそうですね。
source: 9to5Mac
(塚本直樹)