「洋楽」人気の復権なるか?
60年以上の歴史を誇るイギリスの音楽誌「NME(ニュー・ミュージカル・エクスプレス)」が運営するサイト「NME.com」の日本版「NME Japan(http://nme-jp.com)」が本日18時よりスタートするそうです。
『NME』の出版局長であるジョー・スモーリーは今回の発表について次のように語っています。「こうして日本でも『NME』を始められることを大変嬉しく思っています。批評眼の鋭い日本のオーディエンスに体験型のイベントとともに『NME』のコンテンツを届けられるのは素晴らしい機会です。(プレスリリースより)
ALL DIGITAL MUSICによれば、本国のNMEは雑誌版がフリーペーパー(無料)になることが発表されたばかり。
かつてはビートルズやストーンズ、セックス・ピストルズからザ・スミス、ブラー、オアシスといったインディーレーベルのアーティストまで、純英国産のロックバンドを次々とフックアップし、シニカルなレビューで絶大な影響力を誇った音楽メディアも、今後は音楽だけでなく映画、ファッション、テレビ、政治、ゲーム、テクノロジーなど幅広いニュースを扱う総合メディアになっていくそう。
NMEは最近始まったApple Musicでも音楽キュレーターとして参加するほど音楽の世界では影響力が強いだけに、「NME JAPAN」が日本でどんなイノベーションを起こしていくのか楽しみです。すでにライブイベントには積極的に取り組んでいく予定で、第一弾は、11月に行われるジーザス&メリー・チェインの来日公演となるそう。
とりあえず、ボクの息子の名前の由来となっているモリッシーと復活したザ・リバティーンズの記事だけは、しっかりと出して欲しい(笑)!
source: NME Japan
(尾田和実)