核燃料の搬入完了=川内1号機に157体―九電

 九州電力は10日未明、川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉に核燃料を搬入する作業が完了したと発表した。作業は7日午後1時39分に始まり、24時間態勢で計157体を搬入。10日午前0時12分に終了した。大きなトラブルはなかったという。

 九電は今後、約1カ月かけて核燃料や配管などの検査を進めるほか、重大事故を想定した訓練を実施する。順調なら8月中旬に原子炉を起動し、再稼働させる方針。