俳優のハリソン・フォードが7月10日(現地時間)、米サンディエゴで開催中の「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」に登場した。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のプレゼンテーションに登壇し、サンディエゴ・コンベンションセンターに集まった6500人のファンは総立ちで大歓声を送った。
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プレゼンが始まる前から、待ちわびたファンたちは手拍子やウエーブをするなど熱気むんむん。メガホンをとるJ・J・エイブラムス監督や新キャストが登壇した後、レイア役のキャリー・フィッシャー、ルーク役のマーク・ハミルの登場で盛り上がりに拍車がかかり、最後にフォードの名前がアナウンスされるとボルテージは最高潮に。オリジナル3部作のメインキャストのスリーショットにひときわ大きな拍手が巻き起こった。
4月に米アナハイムで行われたファンイベント「スター・ウォーズ・セレブレーション」には出席できなかったフォードだが、この日は「素晴らしかったよ。ふさわしい監督だし、脚本もワンダフルだ。もう一度この作品に関われて誇りに思う。最初の『スター・ウォーズ』は、私のキャリアの幕開けとなった。出演できたことも、作品が成功したことも本当にうれしかった。だからまた戻って来られて、よかったよ」と語り、ファンたちを喜ばせた。
作品の内容に関しても、ダークサイドのキャラクターが発表された。すでにアダム・ドライバー演じるカイロ・レンは発表済みだったが、このほどドーナル・グリーソンがジェネラル・フックス、グウェンドリン・クリスティーがシルバーのストーム・トルーパーのコスチュームをまとったキャプテン・ファズマを演じることが明らかになった。さらにグリーソンが口を滑らせ、帝国軍の後継に当たる軍隊「ファースト・オーダー」の基地の名前が「スターキラー・ベース」であることもわかった。
その他、ジョン・ボヤーガ、デイジー・リドリー、オスカー・アイザック、プロデューサーのキャスリーン・ケネディ、脚本のローレンス・カスダンが出席し、客席にはチューバッカ役のピーター・メイフューの姿もあった。そして、プレゼンに続き、サンディエゴ・シンフォニー・オーケストラによる野外コンサートが開催され、過去の作品の映像とともにジョン・ウィリアムズが生み出したおなじみの名曲と新作のために書き下ろされた楽曲が演奏された。締めくくりには、「スター・ウォーズのテーマ」に合わせて打ち上げ花火が夜空を彩り、ゴージャスなイベントとなった。
「スター・ウォーズ フォースの覚醒」は12月18日公開。