日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターが、新指揮官就任についてアイルランド代表を率いるマーティン・オニール監督との話し合いを望んでいると、イギリスメディア『スカイスポーツ』が10日に報じた。
レスターは6月30日に、2011年の11月からチームを率いていたナイジェル・ピアソン前監督を解任。同監督は、2013-14シーズンにチームを10年ぶりにプレミアリーグへ復帰させると、2014-15シーズンは14位で終わり、プレミア残留を果たしていた。なお、解任は岡崎の加入が発表された、わずか4日後のことだった。
同メディアによると、ピアソン前監督の後任を探しているレスターは、過去に同チームを率いたことのあるオニール監督をリストアップしている模様。しかし、アイルランドサッカー協会への打診はまだ行っていないという。
オニール監督は、1995年から2000年までの5年間、レスターで指揮を執っていた経験があり、初年度の1995-96シーズンにはプレミアリーグ昇格を達成。就任期間中は、プレミアリーグ中位をキープしていた。また、1997年と2000年にはリーグカップ戦で優勝を果たし、1999年にも決勝まで進出。そのため同メディアは、「最も長期に渡り、クラブに成功と安定を導いた監督の1人としてサポーターから支持されてる」と伝えている。なお、レスター退任後は、セルティック、アストン・ヴィラ、サンダーランドを経て、2013年にアイルランド代表監督に就任している。