日本でも、たまにタトゥーを入れている若者を見かける今日この頃。一生消えないと思うとなかなか刺青を入れる勇気が出ないものの、最近はレーザーでかなりキレイに消せるようになりました。
ところで、一体どうしてタトゥーが消えるのか、その仕組みはご存知ですか? アメリカの情報サイト「ビジネス・インサイダー」が、そのからくりを説明しています。
まず、刺青を施す際は、針を皮膚に突き刺して中にインクを流しこむ方法が一般的です。そうして皮下に埋められたインクは大小の塊になっています。
白血球は「身体に異物がやってきた!」と頑張るものの、インクの大きな粒を排除することはできません。その結果、インクの色がそこに留まることとなります。タトゥーを入れて数日で少し色が薄くなるのは、このとき白血球がインクの小さな粒だけを排除するためです。
そこで、すべてを消すためにはレーザーが有効になってきます。レーザーの照射で皮下のインクを細かく破壊し、白血球が運べる大きさにするのです。するとインクはすべて肝臓へ運ばれ、便として排出されます。
また、黒に近いインクほど、レーザーで細かく破壊しやすいそうです。ご参考まで。
http://www.businessinsider.com/how-does-laser-tattoo-removal-work-2015-6