傘で目を突かれた男性死亡、東京 警視庁、傷害致死容疑に切り替え

 警視庁丸の内署は12日、6月にJR東京駅八重洲南口近くの路上で、傘で目を突かれ意識不明の重体になっていた会社員(55)=相模原市=が、11日に入院先の病院で死亡したと発表した。

 傘は脳まで達していたといい、司法解剖して詳しい死因を調べる。

 丸の内署は、傷害容疑で同僚の東京都足立区、システムエンジニア(54)を現行犯逮捕しており、容疑を傷害致死に切り替えて捜査する。

 容疑者の逮捕容疑は、6月26日午後11時45分ごろ、JR東京駅八重洲南口近くの路上で、滝島さんと口論になり、ビニール傘で目を突いてけがをさせた疑い。「仕事の話でトラブルになった」と容疑を認めているという。