2013年4月に政治家への転身を表明し、芸能界を引退していた元俳優の嶋大輔さん(51)が13日、フジテレビ系『直撃LIVE グッディ!』(月~金曜 後1:55)に生出演。「このたび私、嶋大輔は恥ずかしながら芸能界に復帰させて頂くことになりました」と芸能活動再開を発表した。
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この日、午後3時過ぎに黒ぶち眼鏡にグレーのスーツで登場した嶋さん。「32年間やってきたのは、芸能界しかないんだと、恥ずかしながら戻ってきました」とあいさつし、2年前の政治家への転身と引退については「当時は、2足のわらじをはくことはできないと思ったし、自分はそんなに器用な人間ではない」との思いを明かした。
この2年間は収入面も苦しく、自宅も売却。周りのサポートで半年間“ソーラーパネル”の営業をしてたといい「女房も何も言わずについてきてくれて」と感謝し、中学3年生の長女も「パパ頑張ってと応援してくれた」と語った。
また、娘からサプライズの手紙が読まれると涙し、今後は同局の『水曜歌謡祭』(毎週水曜 後7:57)で代表曲「男の勲章」を歌うことが決まったことも発表。「一から、足元を踏みなおしてコツコツと、いただいたお仕事は一生懸命にがむしゃらにやっていきたいと思います」と決意新たにしていた。
嶋さんは2013年4月に都内で会見を開き、政治家への転身を表明。会見では「きょうを持ちまして、32年間お世話になりました芸能界を引退します」と宣言し、芸能界に対して「心残りはない。きょうが集大成。きょうが男の勲章です」と話していた。
嶋さんは、ロックバンド・横浜銀蝿の弟分として1981年にデビュー。翌年に「男の勲章」で70万枚の大ヒットを記録し、俳優としてもテレビや映画に多数出演していた。