13日午前2時52分ごろ、大分県佐伯市で震度5強の地震があった。愛媛県と熊本県でも震度5弱を記録し、九州、四国を中心に広い範囲で揺れを観測した。気象庁によると、震源地は大分県南部で、震源の深さは約60キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・7と推定される。津波はなかった。

 大分県別府市消防本部によると、同市の自宅で寝ていた70代女性がベッドから転落、右腕に軽いけがを負った。熊本県阿蘇市では墓石が倒れたり、住宅の窓ガラスが割れたりする被害が出た。愛媛県伊方町にある四国電力伊方原発では異常は確認されなかった。

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